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灯油代はさらに、悲惨な結果となった。
九八年度は四〇〇〇万円であったが、二〇〇〇年度の予算査定では、トンあた平均七五リットルの灯油使用量、灯油代一リットル三一・五円で試算、年間二万八四〇〇トンのごみに対して、二万キロリットルへドラム缶換算で一万本を見込み、六三〇〇万円程度と見込んだが実際は七三〇〇万円となり、二〇〇一年度には九五〇〇万円を計上した。
ともかく、可燃ごみをトン処理するのに、七〇から八〇リットルの灯油使用量という現実は、施設を管理・運営する広域行政組合を驚かせた。 灯油代のアップの背景には、ごみが毎年増え続け、週平均六五〇ーン程度が搬入されへ使用する灯油も増加する一方となったからである。
また原油価格の値上がもある。 灯油は九九年(平成十一年)九月までは、一リットル二九円で納入されていたものが、二〇〇〇年(平成十二年)十一月には三八円まで跳ね上がった。
灯油価格はここ一年間は、1リットル三六円で仕切られている。 しかし、中東産油国の情勢の如何によっては、また跳ね上がる可能性もあり、施設は運営上、常に不安定な状態に置かれている。
〔電気代も年毎に増額〕電気代も凄まじい金額で膨張した。 一九九八年度(平成十年度)は五八〇〇万円を予定したが、翌年度は六八〇〇万円に増えた。
それからは二〇〇〇年度(平成十二年度)に一億一七〇〇万円へ二〇〇一年皮(平成十三年度)はとうとう1億二〇〇〇万円に近づという金額となり、この状態は二〇〇二年度(平成十四年度)も同じで、増加の一途をたどっている。 電気代の高騰の要因は、改造工事による処理関係機器類のパワーアップだ。
因みに、計画段階の九二年(平成四年)七月では、一般家庭の電気料の基本料金を示す、アンペア契約に相当する施設供給の契約電力を、八四五キロワットに設定へごみトンあた基本料金は三六五円とした。 また、使用量に応じて加算請求される消費電力料金はトンあた一七一六円を見込み、年間三〇〇日間稼働しても九〇〇〇万円程度の額になると企業体は予測していた。
元々RDFシステムはごみを燃やさず、固めるため、巨大な動力源が必要となっている。 ごみをピットからクレーンで吊上げへホッパーに放込んでからRDFとなって乾燥機に至るまでの所要時間は、一二時間。
この間へごみは砕かれ、潰され、薬剤を加えられ、圧力をかけられと、様々な工程を経て、一階から五階までを行ったり来たしている。 それを維持するためへ施設全体に大型モーターが配置され、動力源の固まとなっていた。
しかし、ごみを円滑に処理することを大前提にした大改造工事によってトモーターなどの動力源の能力は著しくアップさせられた。 この負荷に耐えられるようへ契約電力も段々と容量が増えた。
改造工事では一八五〇キロワットを提案、トンあた当初計画の倍の金額となった。 またへ消費電力もトンあた一、二一六五円に跳ね上がった。
さらに、九九年九月の能力確認予備試験の段階では、システムの緊急停止を恐れて、契約電力は一九九五キロワット、特別高圧となる二〇〇〇キロワット直前まで迫った。 この結果へごみ一トンあたり、契約・消費を含めて二七五三円という重い負担となり、年間一億円を超す予算を強いられることになった。
また、当初、センターを施工した企業体も公共工事という体裁をはばかって、少なめに請求していた修理代も、大改造工事の投資を回収する思惑も働きへ年を追うごとに加算されていった。 九八年度は三〇〇万円余に甘んじていたものが、二〇〇〇年度には二〇〇〇万円に、二〇〇一年度は四七〇〇万円という金額までのし上がってしまった。
当初の一〇倍を超す経費の負担は、行政の予算編成の常識の枠を破りへもはや手の打ちようがない事態となった。 毎日排出されへすぐに処理しなければならないというごみ事情を見透かされて、企業体の要求通の経費が組み立てられているのが現状だ。
〔点検・部品代も大幅アップ〕最悪の案件も飛び出した。 企業体による点検等委託料である。
九八年度(平成十年度)は一億一五〇〇万円を予定した。 特殊な設備や機器類の設置に伴い、組合側も専門家を抱えていないためへ点検委託は致し方ない経費としていた。
これも企業体の過剰投資の回収タゲツとなった。 火災事故を受けて、システムに再発防止装置を多設置した点も加わ一、設備全体は当初の設計と比べて、はるかに複雑になった。
ここに目をつけた企業体は、諸経費を含めた点検委託料の大幅増額を考えたのである。 大改造が終了した後の二〇〇〇年度(平成十二年度)には、一億九四〇〇万円を要求へ翌年度は一段と上乗せして二億六七〇〇万円を吹っ掛けてきた。
システムの詳細が、自治体側に分からないだけに、経費は企業体の言い値となっているのが実態だ。 租破砕機、一次、二次破砕機の刃、圧縮成形機のダイ・ロール(細かなったごみをクレヨン状にするための部品)といった機器類の部品代も、予測を超す金額に跳ね上がった。
九八年度は一〇〇万円で納まったものが、九九年度は一気に七七〇〇万円に、二〇〇〇年度は一億七九〇〇万円、二〇〇一年度は二億二三〇〇万円を企業体から要求されるという結果を招いてしまった。 この部品交換費も当初、組合側はこれほどかかると思っていなかった。
まず、粗破砕機の刃だが、租破砕機は改造工事で新規に取つけられたため、交換や修理にかかる経費は、厳密に査定されていなかった。 当時はともか一、システムが円滑に動一、処理能力が達成できるへこの二点に焦点があてられたことから、共同企業体も部品交換費について探言及せず、また、システムの細部にうとい組合側もこの点を失念していたと告白する。
租破砕機はA、Bの二系列で各一基ずつセットされ、刃数は一基一二〇枚へ二基で二四〇枚。 袋に入った家庭ごみのほかへせん定された枝、発泡スチロールの箱へビニールシートなど各種のごみが原形のまま入ってるため、刃数は後段の一次、一次破砕機と比べて多一、刃の厚みも一〇倍ほどになっている。
この刃が一枚五万五〇〇〇円。 刃の寿命が正確に分からないまま稼働したところ、一年で交換が必要となった。
交換費は実費だけで二二二〇万円。 これに手間賃が加算されて、想定外の出費となった。
一次、二次破砕機の刃についてはA、B合わせて八二枚へ二次はA、Bで計八〇枚、全体で一六二枚セットされている。 価格は一枚二二万五〇〇〇円で、年四回の全数交換となり、一回の交換費は二二〇〇万円、年間でざっと八七五〇万円かかってしまう。
破砕機の刃だけで、最低年間一億円余を食いつぶすことになってしまった。 破砕機の刃へ特に一次へ二次についてへ企業体は当初へ交換は金属類など異物が入って刃が割れたする場合の部分的なものだけで、半年以上は切れ味が保証されると説明していたという。
だが、企業体の予測は見事に外れた。 センターでは金属塊のような異物が混入一破砕機の刃がすぐに破損する破損事故がたばたび発生し、刃の交換を余儀なくされた。
また、細か粉砕した可燃ごみは主反応機で生石灰と混ぜたのち、圧縮成形機でRDF化されるが、ここの部品もなかなかの代物である。 中にセットされた部品のうち直径一メール余、厚さ1四・五センチ、表面に多数の孔が開けられたダイは、一基四八〇万円A、B二系列で四基設けられた。
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また原油価格の値上がもある。 灯油は九九年(平成十一年)九月までは、一リットル二九円で納入されていたものが、二〇〇〇年(平成十二年)十一月には三八円まで跳ね上がった。
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それからは二〇〇〇年度(平成十二年度)に一億一七〇〇万円へ二〇〇一年皮(平成十三年度)はとうとう1億二〇〇〇万円に近づという金額となり、この状態は二〇〇二年度(平成十四年度)も同じで、増加の一途をたどっている。 電気代の高騰の要因は、改造工事による処理関係機器類のパワーアップだ。
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まず、粗破砕機の刃だが、租破砕機は改造工事で新規に取つけられたため、交換や修理にかかる経費は、厳密に査定されていなかった。 当時はともか一、システムが円滑に動一、処理能力が達成できるへこの二点に焦点があてられたことから、共同企業体も部品交換費について探言及せず、また、システムの細部にうとい組合側もこの点を失念していたと告白する。
租破砕機はA、Bの二系列で各一基ずつセットされ、刃数は一基一二〇枚へ二基で二四〇枚。 袋に入った家庭ごみのほかへせん定された枝、発泡スチロールの箱へビニールシートなど各種のごみが原形のまま入ってるため、刃数は後段の一次、一次破砕機と比べて多一、刃の厚みも一〇倍ほどになっている。
この刃が一枚五万五〇〇〇円。 刃の寿命が正確に分からないまま稼働したところ、一年で交換が必要となった。
交換費は実費だけで二二二〇万円。 これに手間賃が加算されて、想定外の出費となった。
一次、二次破砕機の刃についてはA、B合わせて八二枚へ二次はA、Bで計八〇枚、全体で一六二枚セットされている。 価格は一枚二二万五〇〇〇円で、年四回の全数交換となり、一回の交換費は二二〇〇万円、年間でざっと八七五〇万円かかってしまう。
破砕機の刃だけで、最低年間一億円余を食いつぶすことになってしまった。 破砕機の刃へ特に一次へ二次についてへ企業体は当初へ交換は金属類など異物が入って刃が割れたする場合の部分的なものだけで、半年以上は切れ味が保証されると説明していたという。
だが、企業体の予測は見事に外れた。 センターでは金属塊のような異物が混入一破砕機の刃がすぐに破損する破損事故がたばたび発生し、刃の交換を余儀なくされた。
また、細か粉砕した可燃ごみは主反応機で生石灰と混ぜたのち、圧縮成形機でRDF化されるが、ここの部品もなかなかの代物である。 中にセットされた部品のうち直径一メール余、厚さ1四・五センチ、表面に多数の孔が開けられたダイは、一基四八〇万円A、B二系列で四基設けられた。
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